4歳のおねえちゃんと1歳のおとうと君を連れての初めての雪遊びに行きました。雪あそびデビューの地に選んだのが知る人ぞ知る雪遊び天国、新潟県十日町のあてま高原リゾートベルナティオ。このブログでは、これから子供の雪あそびデビューを考えている人たちに向けて、4歳と1歳のこどもたちがベルナティオで楽しめたスノーパークでのアクティブティを詳しく紹介します。
あてま高原リゾートベルナティオでの雪あそびの魅力
実際にベルナティオでの子供の雪遊びを経験して再確認した魅力は大きく2つ。
1、雪あそび専門のスノーパークがあること
2、雪あそびのアクティブティの種類が豊富なこと です。
① 専用のスノーパーク
ベルナティオではホテルの目の前に雪あそび専門のスノーパークがあり、小さな子どもの手を引いたり抱っこしたままでも簡単にアクセスできます。これ、慣れないスキーウェアやスノーブーツを履いている子どもと一緒に移動するにはとても重要です。また、小さな子を連れての雪あそびでは、スキーヤーやスノーボーダーとの接触による大きな怪我などが心配です。この点、ベルナティオのスノーパークは雪あそび専門。これは安全面でも大きな魅力です。その反面、親が子どもと雪遊びもしつつ本格的なスキーやスノーボードも楽しみたいと考えている場合は、スキー場が目の前に広がるホテルを検討してもいいと思います。ベルナティオに宿泊してスキーも楽しみたいという場合は、上越国際スキー場のあてまゲレンデが最寄りになります。シーズン中はホテルとの間に無料のシャトルバスも運行しています。
②豊富な雪あそびアクティビティ
ベルナティオのスノーパークは主に次の4つのエリアからできています。
・スイスイグルーミング エリア
斜面が開放されていて自分の足で登っていき、ソリやストライダー、プラスチックのスキーやボードなどを楽しむことができるエリアです。
・トロールマウンテン
スノーパークの中央付近に作られた小さな雪の山で、頂上付近から垂らされたロープをつたって子どもたちが雪の急斜面を登っていくことができます。
・フェアリーアイランド
簡単な滑り台やアスレチックが設置されていて、スノーパークの中でも特に小さな子どもたちが安心して遊ぶことができるエリアです。
・ぐるぐるフェアリーチュービング
浮き輪のような形をした大きめのチューブにお尻からすっぽりと座る形で乗って急斜面を
猛スピードで降りてくるベルナティオのスノーパークの名物とも言えるアトラクションの専用
スペースです。
スタート地点まではチューブに腰掛けた状態で利用するリフトで登っていくことができます。
このリフトも含めて他のスノーパークではなかなか体験できない貴重なアクティビティです。
実際に雪あそびを体験した後に振り返ってみると、どのエリアのアクティビティもしっかりと子どもが楽しめるように考えられていたのだなあと改めて思います。行く前はすぐに子どもが飽きてしまい退屈しないかと心配さえしていたのでしたが全くの杞憂でした。今回は2泊3日であそびに行きましたが、3日間とも終日スノーパークで子どもも大人も全く飽きずに遊ぶことができました。
そこで今回は、雪あそびデビューとなった1歳と4歳の子どもたちが楽しめたかどうかを基準に、
ベルナティオの雪遊びのアクティビティをランキング形式でお伝えします。
ベルナティオの雪あそび ベスト5
独断と偏見でベルナティオのスノーパークでできる雪遊びをランキング形式で紹介していきます。
第5位 ソリ遊び
無料で何時間でも遊べるがの雪遊びの定番ソリ遊びです。ベルナティオの雪遊び広場には、無料で遊べる様々なタイプのソリが用意されています。シンプルな一人乗りのものから大人と子供で2人乗りできるタイプのもの、さらには操縦桿みたいに捕まることができるバーがついた座布団のようなタイプのソリまで、全て無料で貸し出しを行なっています。
ベルナティオはスノーパークで流行りのスノーエスカレーターはないのですが、スノーブーツを履いていれば4歳児でもソリを引きながら一人で上がっていくことができます。1歳児のおとうと君はソリに乗せて大人が引っ張って行きました。10キロほどの1歳児といえども、ソリの乗せたまま30メートルほどの斜面を引っ張るのはそれなりの体力を消耗するのでご注意を。いざ滑ってみると、4歳のお姉ちゃんは初めてのソリに大興奮。1歳のおとうと君は泣いてしまうかとも心配しましたが、ソリに乗せられて斜面を登っていく時はしかめっつらだった1歳のおとうと君。泣いてしまうかと心配しましたが、実際に滑り始めると満面の笑み。滑り台とは違う感覚が気に入ったようで大興奮でした。
無料のソリ用の斜面の横には、有料で借りられるストライダーにスキーがついたタイプのソリや大人と一緒に座って乗ることができ、左右に進行方向を変えられるハンドル付きのタイプのソリを楽しめるエリアもあります。こちらはいずれも90分の貸し出しで600円でした。
第4位 雪だるま・かまくら作り
4歳の子どもが夢中になったのが、雪あそびの王道、雪だるまとかまくら作りでした。新雪の雪を丸めて簡単に雪だるまを作ったり、ベルナティオでは無料で貸し出してくれるプラスチック製の子ども向けスコップを使って、新雪の雪を一生懸命に集めてきて大きな山を作り足で固める。その後に手も使って穴を開けてかまくらを作っていました。「弟がお昼寝できるお部屋を作る」とものすごい集中力を発揮していました。たーぷんパパも手伝いましたが、なかなかの体力を消耗しました。親は筋肉痛に注意が必要です。
出発前は、雪あそびようのスコップやしゃべる、バケツなどを持参した方がいいかとも悩みましたが、ベルナティオに子供用のしっかりとしたスコップが用意されているのでそれで十分だと感じました。
かまくら作りをしている時に4歳の子どもは暑かったのか、勝手に雪を口に入れて「かき氷」だと喜んでいました。次第に味がなくて物足りなくなったのか、持っていたベットボトルのリンゴジュースをシロップがわりにかけて食べるように。衛生面であまりよろしくはないのかなあなどと思いつつ、いい経験になったなあと思いました。
第3位 スノーゴンドラ
家族全員で楽しむことができたのがスノーゴンドラでした。3列の2人掛けシートからなるゴンドラをスタッフが運転するモービルに引っ張ってもらいます。ゴンドラが走るのは雪のない時期はゴルフ場として活用しているという敷地。誰も足を踏み入れていないふかふかの雪が積もる白銀の世界を見渡す限り楽しむことができるツアーです。ところどころ雪の上にリスやキツネ?と思われる動物の足跡も見ることができて子供たちも大喜びでした。乗り場から一番離れた高台でゴンドラから降りて雪の上を歩きながら景色を楽しんだり絶景をバックに家族写真を撮ることなどもできました。時間にして20分ほど、家族全員で1800円でした。
第2位 親子スノーモービル
1周600メートルほどのコースを最高速度40キロが出るスノーモービルは、4歳から親の運転する後ろに乗ることができました。まずは親だけがインストラクターの先導するするスノーモービルについて行ってアクセルやブレーキの使い方を確認。そのあとに子どもを後ろに乗せて、1周600メートルほどのコースを3周させてもらえます。雪の上を40キロで走ると迫力満点、カーブの前はしっかりと減速しないと危ないですよ。走行中はインストラクターがスタート地点の高台から見守ってくれています。3周した後に写真の撮影などもしてもらえて親も子も大満足でした。
1位 くるくるフェアリーチュービング
子供の満足度、間違いなく断トツのトップはクルクルチュービングです。
180メートルの急な斜面を浮き輪のようなチューブに乗って20秒ほどで一気に滑るのは、子供だけでなく大人にとっても迫力満点。これだけのためでもベルナティオのスノーパークにいく価値があると思いました。
スタート地点までの急斜面、こちらは流石に歩いていくわけにはいかないので、チューブを引っ張ってくれる専用のリフトが用意されています。大人も子どもも一人ひとつづつチューブを借りて、お尻からすっぽりと入ります。その状態でチューブについたロープをリフトのフックに引っ掛けるだけ。スタートポイントまで2分ほどで到着します。
スタート地点にはスタッフが待機していて、チューブに乗り込むまでの補助をしたり、リクエストがあればそれぞれが乗るチューブのロープを結んで一緒に滑りを楽しむ準備をしてくれます。最大で4つのチューブをくっつけて4人同時に滑りを楽しむことができるそうです。スタッフの方に聞くと、たくさんで滑った方が加速して迫力が増すと教えてくれました。4歳のおねえちゃんも最初は一人でやりたいと言っていたのですが、いざ、スタート地点に来てみると少し怖くなったのか「一緒にやりたい」と言い出したのでパパのチューブと結合させてもらい二人で滑りました。子どもは最初の1本目は緊張気味でしたが、滑り終わった直後から「もう1回」「もう1回」と何度も何度も挑戦していました。慣れてくるとスタート地点のスタッフに自ら「クルクル回転をお願いします」と、スタート時にチューブを回すようにリクエストしていました。これは急降下に横回転も加わると迫力満点、大人にもオススメです。料金はリフトなども込みで1回300円、1日乗り放題のチケットは1500円になります。私たちは2泊3日でベルナティオに滞在しましたが、丸一日スノーパークで遊べる2日目に乗り放題のチケットを買いました。何度もやることになるのでオススメです。
今回滞在したのは日曜日から火曜日でした。クルクルチュービングをメインに遊んだのは平日の月曜日だったのでほぼ待ち時間なしで好きなだけ滑ることができました。スタッフに聞くと、天気のいい土日や祝日は順番待ちの列が長くできるとのこと。もし可能ならストレスなく遊べる平日に乗り放題のチケットを購入して遊ぶことをお勧めします。
まとめ
今回は新潟県十日町のあてま高原リゾートベルナティオで、雪あそびデビューの1歳や4歳の子どもが楽しめるのかについて、実際の体験をランキング形式で紹介させてもらいました。
雪あそびは四月上旬まで楽しめるようです。関東地方にお住まいで未就学児の雪あそびデビューをお考えの方には、ベルナティオを自信を持ってお勧めします。